2月24日かねてから開催を切望していたマイスモールランド上映会 に
30名が来場。老若男女問わず定員いっぱい参加者がスクリーンを囲む会となりました。
始まると、作品の説明もほとんどなしに映画を約2時間鑑賞しました。
涙する人もあれば、ひと笑い起こる場面もありました。
休憩を挟んだのち、助監督・森本晶一さん、プロデューサー・伴瀬萌さんをお招きしての感想発表と質疑応答。
「誘われて来たけれど、来てみて良かった」「いろいろ考えさせられる映画でした」「難民問題の現実を知ることができたので解決に向けて何か行動に起こしたい」といった声が挙がりました。
森本さん、伴瀬さんからは、製作の裏側についてたくさんお話しいただきました。
駆け出しのスタッフぞろいの中、映画化実現に向けて資金調達に苦労したこと。
クルド人文化の背景を踏まえて映画のワンシーンの食事内容を決めたことなどなど……。
主催者の「この映画をもっとたくさんの人に見てほしい」という熱い思いで開催まで漕ぎつけた上映会。
一本の映画の鑑賞と対話を通して、外国籍の人々の、ひいては自分自身の暮らしの現状と課題について意識することができた時間となったのではないでしょうか。